
かつて、大学で心理学の講義をされていた精神分析医でもある箱崎総一郎先生は、『私にはどうしても抽象画が理解できない。象徴までは解るのだが、抽象になると美しいことは解っても、それ以上に絵の中に入っていけない』と言われていたのを思いだす。それがどういう意味なのかはよく解らないのだが、絵の中からメッセージを見い出そうとするのは、ごく普通の心理だと思う。
私の絵の中のかたちは、実際に見たものも、そうでないものも、意識の表にあるものも、深層心理の中にあるものも含めて全て、私の中を通過してできたものだといえると思う。それがわたしのかたちであり、私の饒舌過ぎないメッセージになればと願っている。
高垣秀光
「kuu-575」
木版画
22.5×15cm
さきほど、高垣先生から「18日の木曜日に行きます」という嬉しいご連絡がありました!
ご都合の良い方は、ぜひぜひパレット画廊へお越しください
posted by palettediary at 10:35|
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